目次
自分に合ったテスラのモデルはどのモデル?
昨今、街中でも大分見かけることの多くなってきた電気自動車。
特に見かけることが多いのは、やはりテスラで、東京都心部ではかなりの数が走っています。
実際、テスラの購入検討をされている方はかなり多く、どのモデルが一番自分に合っているか等のご相談を受けます。
この記事では、テスラのどのモデルがあなたに最も適しているかを、タイプ別に説明していきます。
モデル3:万人におすすめ。究極のエントリーモデル
まずは、テスラモデル3です。
モデル3は、エントリーモデルのため、価格が500万を切る価格になっており、テスラが持つ次世代感を気軽に味わいたい方におすすめです。
他モデル(S・X・Y)はすべて1,000万を超えてしまいますので、モデル3はそういった意味からも、万人におすすめできるモデルになっています。
乗車定員は5人ですが、後部座席もしっかりとスペースがある為、ご家族がいる方にもおすすめできるモデルです。
21年10月時点で、価格は534万円スタートとなっており、0-100km/h加速は4.4秒、航続距離は614km(WLTP値)となります。
各社のカタログ数値のため、単純比較は難しいですが、0-100km/h加速でいえば、約1,000万円するジャガーのI-PACE(4.8秒) よりも、早いです。
モデル3には3グレード用意されておりますが、航続距離が最も長い”ロングレンジ”が最もおすすめです。
スタンダードモデルとは価格差が約80万円ありますが、EVは兎にも角にも航続距離(≒バッテリー容量)の為、航続距離が約170km長い”ロングレンジ”を強くおすすめします。
また、”ロングレンジ”からは前後輪にモーターが装備され、4WDとなるため、加速性能等も強化されております。
走行性能を最高まで高めたいという方には、パフォーマンスグレードがおすすめです。
モデルX:お子様がいる方や、アウトドア好きの方へ
モデルXは、テスラが開発したEV初のSUVで、リアドアが「ファルコンウイングドア」と名付けられた跳ね上げ式だったことも、テスラらしい新鮮なインパクトがありました。
モデルXは、2016年から販売が開始されており、2021年にはモデルS同様に、ビッグマイナーチェンジ(新型)が行われております。
21年11月時点で、価格は約1,300万円スタートとなっており、0-100km/h加速は3.9秒、航続距離は560km(テスラ社内推定値)となります。
モデルXは大型SUVとなっており、7名まで乗車可能です。
実際に使用すると、ファルコンウイングドアは思ったよりも使い心地は悪くありません。
モデルXは、3列目のシートをオプションで追加することができるのですが、サードシートへの乗降が驚くほどスムーズにできます。
入るときに、窮屈な姿勢を取る必要は無く、非常にスムーズに車両後部に乗り込めます。
また、EV専用プラットフォームだからこそできることですが、3列目の後席も十分なスペースがあります。実際に乗ると、かなり驚くと思います。
両親と子供達でドライブするファミリー層や、仲間達とキャンプ等、アクティブに使いたい、同時にスタイリッシュでかっこいいクルマが欲しい…。そういった方に特におすすめのの1台です。
新型モデルXにも、モデルX Plaidというパフォーマンスモデルが用意されております。
Plaidは、車両単体での重量が約2.5トンあるにも関わらず、0-100km加速が2.6秒ということで、こちらも驚異的な加速力を実現しております。
通常のモデルXでも十分な加速感を得られるかつ航続距離も長いので、通常のモデルXで十分ではないかと思います。
モデルS:世界最速量産EV、とにかく速いEVが欲しい方へ
モデルSは、2012年から販売が開始されており、2021年にはビッグマイナーチェンジ(新型)が行われております。
21年11月時点で、価格は約1,200万円スタートとなっており、0-100km/h加速は驚異の3.2秒、航続距離は652km(テスラ社内推定値)となります。
価格は1,000万円オーバーとなりますが、推定100kWhにもなる高容量バッテリーを積んでおり、航続距離も600km超えということを考えると、高いと切り捨てることは出来ないスペックになっています。(今後、バッテリー価格が安くなれば、車両価格も安くなるはずです。)
新型モデルSにはモデルS Plaid(プレイド)というパフォーマンスモデルも用意されております。
Plaid(プレイド)は通常モデルより、400万円程高価になりますが、モーターを3つ積むことにより、性能はとんでもない水準まで引き上がります。
0-100km/h加速はなんと2 .1秒、ガソリン車等の内燃機関を使った車で3秒を切れる車はほとんどありません。
ポルシェの911で4.2秒ですので、EVの加速感は本当に凄まじいです。
Plaid(プレイド)は、世界で最も有名なサーキットのひとつである、ドイツのニュルブルクリンク北コースを7分30秒909のタイムで周回し、世界最速の量産EVになったとイーロン・マスクが発表しています。
通常のモデルSでも十分な加速感を得られるかつ航続距離も長いので、通常のモデルSをおすすめします。走行性能を極限まで高めたいという方には、Plaidがベターな選択になるかもしれません。
モデルY:世界で爆売れ。日本でも発売予定の注目モデル
最後にご紹介するのは、日本では発売前のモデルとなりますが、モデルYです。
モデルYはテスラのモデルXよりも小さいボディサイズとなっており、アメリカでは2020年3月に納車を開始しています。
そしてモデルYは、世界のEV主要市場、中国や欧州でかなり売れています。
イーロン・マスクCEOは、モデルYが2023年までに世界で最も売れる車になるとの見方を示しており、実際中国や欧州ではモデル3と肩を並べるほど、販売台数が増加しております。
テスラの21年通年の販売台数は約100万台に上る見込みで、この90%以上をモデルYとモデル3が占めています。
日本では価格はまだ正式に発表されていませんが、22年年内の販売開始の可能性が高いと思います。(半導体の影響等があるので、23年にずれ込む可能性も十分あります。)
値段設定に関してですが、海外での販売価格から推測するに、最も安価なエントリーモデルが500万円にギリギリ行かないぐらい、航続距離が長いモデルが600万円~800万円程度になるかと思います。
モデルXが1,000万円を超える中、海外市場での値段から考察するに、相当な低価格で販売されると予想されます、航続距離も400kmオーバーということで、文句の付け所がないような出来になっている可能性が十分にあり、非常に楽しみです。
裏事情としては、半導体等の生産事情により、テスラ全体の車両生産能力が頭打ちになっているかつ、他市場でも大量のお客様がモデルYの納車を待っているので、日本への投入がかなり後ろ倒れています。
モデルYに興味があり購入をしたい方は、テスラHPで発表後すぐさま、モデルYの注文サイトで事前注文を完了させてしまうことを強くお勧めします。
最後に、、、
テスラのモデルごとに、ご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
テスラ購入検討の際に、本記事を参考にして、どのモデルが自分にあうかの参考にしてもらえれれば良いと思います。
試乗の前に一読いただくと、特に良いかと思います。
この記事へのコメントはありません。